留学生の受け入れ

The Orthopedic Department of Tokushima University Hospital is famous for minimally invasive endoscopic spine surgery.Since 2015, there has been an exchange program between Orthopedic Department of National Cheng Kung University Hospital(Taiwan) and Tokushima University Hospital(Japan). I was so lucky to have the opportunity to go to Tokushima University Hospital for clinical observation in this August, under the supervisor of Professor Koichi Sairyo.Professor Sairyo. I saw the fantastic techniques during his surgeries and I believe he deserves to be the master of percutaneous endoscopicsurgery. Thank you so much for the enthusiastic teaching. I also want to say thank you to all the membersin your Department. I hope to visit you again in the near future. And of course, dance with youagain in the Awa Odori dance!

聖路加病院の整形外科研修プログラムでその一環として徳島大学の先生方のご厚情により、徳島において半年間の研修をさせていただきました。研修開始前より西良教授のご活躍はTV番組や雑誌への投稿を通じて存じ上げる機会に恵まれていたため内視鏡手術には大変興味を頂いておりました。そういったこともあり徳島での研修が含まれる聖路加病院を後期研修先に選びました。

徳島大学での研修は物理的にも精神的にも足りないものばかりで心もとないスタートでしたが、西良教授をはじめとして皆様に温かく迎えいれていただいたお陰で未知の土地での生活に対する不安はわずか１週間で消えました。加えて脊椎内視鏡手術・脊椎の貴重な症例・ロボット手術などの手術に入れ、とても刺激的でした。特に、局所麻酔下で行われる脊椎内視鏡手術は、間近で治療経過を観ることができ興味が一層高まりました。徳島大での研修総まとめとして、日本低侵襲脊椎学会で発表する機会もいただき大変感謝しております。

徳島で研修させていただいた6か月は整形外科医として成長した日々だっただけでなく、温かい先生・コメディカルの皆様に囲まれながら医者として求められる多くの資質を学ぶ機会ともなりました。最後になりましたが、徳島での貴重な留学の機会を与えていただいた西良教授・三上先生、聖路加とのプログラムを調整いただいた松浦先生に対しましてはこの場をお借りして心より御礼申し上げます。

平成２０年卒業の名古屋市立大学整形外科の八木清と申します。この度、令和2年4月より1年間、徳島大学整形外科に国内留学をさせていただきました。

徳島大学での研修としまして、西良教授の外来診療を見学させていただき、丁寧な問診、詳細な診察技術を学び、今までの自身の診察を反省する日々です。

また、治療方法においては手術だけでなく、病状に至った原因の治療も重要視されており、ピラティスを基にしたストレッチの方法などを指導されます。患者さんの信頼が得られるとともに実際にＡＤＬにも影響しており、運動指導の重要性について深く考えさせられます。

脊椎全内視鏡手術については大学および関連病院の手術に同席させていただいきました。４月当初は鏡視画面のオリエンテーションがつきませんでしたが、多くの症例を見させていただき、徐々に理解できるようになりました。６月末にＣＡＬでのご遺体を用いてのトレーニングをさせていただき、より急速に理解が深まったと感じております。

このような貴重な機会を与えてくださった西良浩一教授、村上英樹教授をはじめ、温かく迎え入れていただいた徳島大学の先生方、人手不足の中送り出しいただいた名古屋市立大学整形外科の先生方、幼い子供と共に単身赴任中頑張ってくれている妻に感謝したいと思います。