骨・軟部腫瘍は比較的希な疾患で有り、種類も多く診断と治療には専門的な知識が必要です。
なかでも悪性腫瘍、良性でも難治性のものは初回の治療が極めて重要です。徳島大学整形外科では、病理部と協力して正しい診断を行い、確実な切除とできるかぎりの患肢温存を目指し、液体窒素・骨延長・皮弁などの技術を駆使して手術を行っています。
また診断や放射線治療は放射線科、小児の化学療法は小児科と連携しながら集学的に診療を行っています。手術の部位によっては他の外科系医師と合同で行う事もあります。がんの骨転移についてはがん診療にかかわるあらゆる科と協力します。