大学院生 /土岐俊一(日本大学出身)

医師として・人間として
幅の拡がった自分がいる

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非常に風通しの良い楽しい現場です
2010年入局の土岐俊一と申します。私は日本大学医学部卒業後、東京で初期研修を終えたのち、徳島大学整形外科に入局させて頂きました。

令和時代の徳大整形外科は今、私だけでなく様々な大学(産業医科大学、順天堂大学、自治医科大学、近畿大学、島根大学ほか、もちろん徳島大学)の出身者が属する多彩な集団になっております。臨床では国内外からの留学生、現役バリバリの臨床医を頻繁に迎え、非常に風通しの良い楽しい現場となっております。
人生においてターニングポイントの一つと言える貴重な4年間
さて、私は2016年から大学院生となりました。はじめの2年間は社会人大学院生として、国立がん研究センター中央病院で骨軟部腫瘍の研鑽(臨床と病理)を積ませて頂き、後半の2年間は(現在も継続中ですが)徳島大学先端酵素学研究所のゲノム制御学分野にお世話になり、肉腫の基礎研究に没頭させて頂きました。非常に濃密で、極めて学びの多い時間でした。この間、徳島の1整形外科医では作ることが難しいであろう人とのご縁(人脈)を数多く享受し、いくつかの論文を執筆し、またいくつかの賞を受賞させて頂くことができました。人生においてターニングポイントの一つと言える貴重な4年間、これを後輩に繋げていくことが今後の使命と思っております。
興味を持って取り組める分野がある
徳大整形外科の大学院生は、とても多様な研究をしております。他科のとある教授にも、「整形外科の先生はいろんなことやっているね」と驚かれておられました。研究場所は整形外科ラボ、CAL(クリニカルアナトミーラボ)、先端酵素学研究所(栄養学科、ゲノム制御学分野)、生物資源産業学部(農場)と多岐に渡り、かつては大阪大学歯学部等学外での研究活動を行っていた大学院生もいます。研究テーマに関しても、脊椎・関節バイオメカニクス、軟骨・骨化の新たな知見、加齢・線維化病態、放射線被曝、スポーツ障害の新規治療、廃用性筋萎縮メカニズム、局所血管の解剖学的形態、骨軟部腫瘍の新規治療法開発と、きっと整形外科を志す皆さんが興味を持って取り組める分野があると思います。基礎研究は正直申しまして、甘くはない、辛いことも多いです。しかし乗り越えたその先に確実に、医師として・人間として幅の拡がった自分がいることでしょう。私もその道の半ばです。道の極め方を共に学んでいきましょう!

先輩の声

和田佳三

順天堂大学出身

手束文威

自治医科大学出身

土岐俊一

日本大学出身

高松信敏

徳島大学出身

橋本采佳

徳島大学出身

当院の研修・病院見学

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