海外留学 /手束文威(自治医科大学出身)

自治医科大学卒業生で整形外科医を
志す学生・研修医の先生へ

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2007年自治医科大学(徳島県30期生)の手束文威と申します。現在、私は9年間の義務年限を終了し、10年目より徳島大学整形外科の脊椎班の一員として勤務しております。今後、徳島県出身の自治医科大学出身者で整形外科医を志す学生・研修医の先生へ、9年間の卒後義務年限の過ごし方やキャリア形成について相談に乗ることができればと思っております。
「医療の谷間に灯をともす」という自治医科大学医学部生のミッション
僻地においては総合医としての資質が問われ、与えられた環境で地域医療に貢献することが求められます。私自身は、卒後5・6年目と8・9年目に那賀町立上那賀病院に勤務し、内科疾患の診療、救急医療、外科手術、全身麻酔、超音波検査や内視鏡なども学ぶことができ、一方では町でただ一人の整形外科医として、外来診療、骨折手術などを行うことができました。この4年間は木沢診療所長も兼任しておりましたので、旧木沢村の僻地診療に携わることができ、役場職員、保健センターのスタッフや介護士などとも相談しながら、在宅医療、終末期医療を行うという貴重な経験も得ることができました。
専門医取得までのモチベーションを保つためにはどうしたら良いのか?
専門医取得プログラムに3年目から乗った場合、卒後3・4年目の2年間(県立三好病院、県立海部病院)については専門医研修期間にカウントされます。僻地勤務中の2+2=4年間は専門医研修の休止期間になりますが、週1回の「研修日」には関連病院で手術の助手に入らせていただいたり、また国内・国際学会発表も経験したりすることができます。整形外科疾患はニーズが高く、僻地においても非常にやりがいがあります。7年目の後期研修期間は専門医研修期間になり、大学病院、関連病院、国内留学、国外留学など選択することが可能となります。私は徳島大学病院で1年間研修し、また社会人大学院生にもなることができました。
義務年限終了後のキャリア
卒後10年目からは整形外科医局員として徳島大学関連病院での研修を行い、専門医研修を終了後に専門医試験を受験することができます。私は前述のように大学で勤務する機会をいただき、大学院卒業、2018年10月から2019年9月までシカゴのノースウェスタン大学に留学し、米国での臨床見学、基礎研究などを経験させていただきました。

現行制度で整形外科専門医になるためには、卒後3年目に専門医取得プログラムに参加する必要がありますが、我々には9年間の義務年限内は徳島県庁の人事に従い僻地医療に貢献するという大前提がありますので、同年代の先生よりも専門医の取得時期が遅くなることは避けられません。ただ、それ以上に、9年間は他の同年代には経験できない貴重な経験ができるということも忘れてはいけません。専門医研修については、西良教授をはじめとした医局員の先生、同門の先生の多大なサポートをいただきながら、自治医科大学卒業生も専門医を取得することができ、またキャリア形成についてもサポートが得られる環境が整っていると思います。

先輩の声

和田佳三

順天堂大学出身

手束文威

自治医科大学出身

土岐俊一

日本大学出身

高松信敏

徳島大学出身

橋本采佳

徳島大学出身

当院の研修・病院見学

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