女性医師 /橋本采佳(徳島大学出身)

外来でも病棟でも、女性患者さんから
喜ばれる機会がたくさんあります。

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令和1年度入局の橋本采佳です。平成29年に徳島大学を卒業後、高知赤十字病院で初期研修を行い、現在徳島大学整形外科の専門研修プログラムで後期研修中です。
徳島大学整形外科への入局を決めた理由
元々スポーツ中の怪我がきっかけで整形外科に興味を持ち医師を目指すようになった私ですが、整形外科は女性医師の数が少なく力仕事もあるため、後期研修先を決める際には随分と悩みました。同じような理由で悩まれている学生さんや研修医の方もいらっしゃるかと思います。私は研修先での尊敬する上司の言葉であったり、先輩方の温かい言葉に背中を押されて整形外科を選びました。そして、外科系に進むなら将来の出産や育児のことも考えて、親のサポートが受けられる地元に残ろうと考えていたこともあり、徳島大学への入局を決めました。

実際整形外科医になってみると、確かに世間のイメージ通り整形外科の女性医師の割合は少ないですが、その分外来でも病棟でも、女性患者さんから喜ばれる機会がたくさんあります。特に自分が思春期に「女性医師にみてもらいたかった」と感じたこともあり、年頃の女子中高生やその母親から「女性の先生で安心しました」と言っていただけた時は、やっぱり需要はあるんだと確信し嬉しく思いました。

徳島大学でもまだまだ女性医師の数は少ないですが、頼もしい先輩方もいらっしゃいますし、整形女子会なるものも開催されていますので、興味のある方・話を聞いてみたい方は是非ご相談ください。
女性医師が働きやすい職場づくり
診療科に関わらず女性医師の悩みであるのが、出産や育児のことだと思います。徳島大学整形外科では、女性医師は「プラスワン人事」といって、市中病院への人事異動の際に通常の人員にプラス1という形で異動することができます。産休・育休で休みが必要な時でも人事に穴をあけることはないため、遠慮することなく休みを取れるようご配慮いただいています。

妊娠に関しては放射線業務が課題となります。どうしても市中病院でメインとなる外傷手術やその他透視を必要とする手術や手技ができないという問題があり、私も自分の研修やプライベートのため色んな先輩方の話を聞いて参考にしたいなと考えています。

整形外科に興味がある学生さん、プライベートとキャリアアップを両立したい女性医師の方々の参考となれば幸いです。正直、女性整形外科医、もっともっと増やしたい、増えてほしいです。私自身模索しているところはたくさんあるので、徳島大学整形外科でぜひ一緒に頑張りましょう!

先輩の声

和田佳三

順天堂大学出身

手束文威

自治医科大学出身

土岐俊一

日本大学出身

高松信敏

徳島大学出身

橋本采佳

徳島大学出身

当院の研修・病院見学

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